最新脳科学が教える 高校生の勉強法 読了
- 作者: 池谷裕二
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2002/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人の記憶の仕組みから始まり、
高校生となるあたりから訪れる得意とする記憶のメカニズムの変化。
そして、それに対応するために、どのように勉強を行うのが効率的なのか
分かりやすく説明されていおり、高校生の頃の自分に読ませたい一冊でした。
なお、高校生の勉強法となってはいますが、
本書によると、高校生の脳は大人の脳と同じとのことなので、
大学生でも社会人でもきっと役に立つと思います。
最後に、これはと思った箇所をいくつか。
第2章 脳のうまいダマし方 2-4 がむしゃらだけでは報われない 54p
もっとも効率的な復習プラン
「学習した翌日に、一回目」
「その一週間後に、二回目」
「二回目の復習から二週間後に、三回目」
「三回目の復習から一ヶ月後に、四回目」
第3章 海馬とLTP 3-5 危機的学習法 86p
夕食前の空腹の時間こそ学習の格好の時間帯
第4章 ファジーな脳 4-8 まずは得意科目を伸ばそう 123p
ある分野の理解の仕方を覚えると、
他の分野に対する理解の仕方までが上達する
...
ひとつの科目を集中して勉強して、まずはそれを究めてしまう
個人的な反省点
読書のやり方を改善しないといけないと思った。
本書内のコラムでも指摘されているのだが、
目だけを使うのではなく、手も使うようにして読書していきたいと思う。